北九州市の環境活動
日本カブトガニを守る会福岡支部
令和4年度【2022.4.1~2023.3.31】
■イベント名 カブトガニ幼体調査
■開催時期 4月~11月
■開催エリア 曽根干潟
■参加者数 通常1~5名(最大21名)
■開催目的
曽根干潟でのカブトガニ幼体の生息状況(齢数や分布)や脱皮時期など生態を把握するため、毎月大潮前後、干潟に入り、エリア別に幼体調査を行っている。9月11日には専門学校と協働でIUCNの幼体調査を大規模に行った。
■イベント名 カブトガニ産卵調査
■開催時期 6月~8月
■開催エリア 曽根干潟
■参加者数 3~4名
■開催目的
曽根干潟での生息・産卵状況を把握するため、産卵調査の長期モニタリングを行っている。6~8月産卵期の大潮~中潮の約40日ほど、昼夜の満潮時間を挟んだ3時間程度をかけて、産卵場所5地点の産卵つがい数の把握をしている。
■イベント名 海の日にカブトガニとカブトガニの棲む海の未来を変える挑戦
(カブトガニ産卵観察&海ゴミの片付け)
■開催時期 7/18
■開催エリア 曽根干潟カブトガニ自慢館 曽根干潟貫川河口
■参加者数 8名
■開催目的
海の日に、沿岸環境の健全性を示す指標種であり、生きた化石のカブトガニを次世代に残すため、全国的に行われる海ゴミの取り組みに連帯し、カブトガニの産卵の様子を観察しながら、産卵場所の海岸の海ゴミ清掃をしてもらった。
■イベント名 海岸清掃・産卵場整備
■開催時期 4~3月
■開催エリア 曽根干潟・朽網川河口海岸
■参加者数 通常2,3名(最大80名)
■開催目的
朽網川河口海岸は、曽根干潟の中で最大の産卵地であり、海ゴミも溜まりやすい場所。産卵行動や砂中に産んだ卵の発生を阻害するおそれのある漂着ゴミの撤去を行い、産卵場所の整備を日常的に行っている。
■イベント名 漂着1齢幼生の救出作戦
■開催時期 8月下旬~10月上旬
■開催エリア 朽網川河口海岸
■参加者数 2~6名
■開催目的
当年に産卵されたカブトガニの卵が孵化し1齢幼生が誕生して干潟に分散していくが、海ごみの増加や潮流の変化等で、うまく分散できず波打ち際にごみと一緒に打ち上げられた1齢幼生を、鳥の捕食や乾燥死から救出し、保護する。
■イベント名 カブトガニの棲む海 曽根干潟を次世代に残そう!
(エコライフステージ2022に出展)
■開催時期 11/19、11/20
■開催エリア 勝山公園大芝生広場
■参加者数 700名
■開催目的
曽根干潟が、生きた化石として知られ、絶滅危惧種のカブトガニの国内有数の産卵生息地であること、生物多様性の宝庫で、ブルーカーボンの役割も果たしている曽根干潟は、次世代に残すべき宝であることを多くの市民に啓発する。